G3からG8にキャラクター(モーフ)を転送する方法は色々とあるのだが、簡単で気に入っている方法を紹介。
転送キャラのマップにG8でズレが出るようなら下記ページも参考にしてほしい。
概要
Transfer Utility という標準で付属しているプラグインを使用する。また、フリービーで配布されている「Auto-fit Clones」を導入することで精度を向上させている。
用意するもの
当ブログでも紹介している「Auto-fit Clones」
転送方法
G3FのモーフキャラクターをG8Fに送るケースを例にする
モーフにはハートマークがあり、クリックすることで反転し、Shapingタブ (Pane) 上部の Favorites に表示されるようになる。
この様に Favorites に入れることで転送するモーフを限定でき、転送時間の削減が可能となる。
Edit > Figure > Transfer Utility で Transfer Utility を立ち上げる。
Source にG3F、Target にG8Fを指定していく。
G8Fの Item Shape に Clone を指定し、「Auto-fit Clones」の G3F_T_Pose を指定する。
以上の指定ができていることが確認できたら下部にある Show Options をクリック。
中央の General Options のチェックを Morph Targets 以外はずす。
改めて Morph Targets の文字部分をクリックすると右の Extend Options が Morph Targets のものに変わる。
From Source をプルダウンから Favorites に変える(これで Favorites に指定したものしか転送されない)。
From Projection Template と Override Existing のチェックを外す。
下部の Post Transfer Options のチェックを全部外す。
図の様になったら Accept をクリック。
ほぼ一瞬で転送が終了するはずです。
転送結果
左”デフォルトで付属しているG3Fクローンを使用してG8Fに転送されたキャラ”、中央 ”「Auto-fit Clones」に付属しているG3Fクローンを使用してG8Fに転送されたキャラ”、右”G3Fのオリジナル。
今回転送したキャラは口がやや半開きになってしまっている。これは好み次第かな?。
目元が違う様に見えるのはまつげによるもの。G3はまつげが一体化しており、G8はまつげは別になっているため
デフォルトのクローンを使用した場合、手がおかしな具合になってしまっている。対して「Auto-fit Clones」のG3Fクローンを使用してG8Fに転送されたキャラはオリジナルと比べて遜色ない。