カメラの簡単な基礎を理解して、思い通りの画像を得よう。
カメラの追加
このアイコンをクリックするか、
“Create” → “New Camera” で新しくカメラを作れる。
カメラの調整
調整は Scene タブでカメラを選択後、Parameters タブで行う。
ちなみに、カメラには Headlamp というものがある。
Auto (デフォルト)に設定しておくとシーン内に明かりになるものが一つもないと自動で点灯する。
Frame Width
デフォルト値 36mm
フィルムサイズのことで、一般に”35mm フィルム”と呼ばれ最も入手しやすいものである。多分ライカ判をシミュレートしているものと思われる。
Focal Length
※画像はすべて画角のみ変更しています
デフォルト値 65mm。
(広角・望遠で違和感が無いよう調整してあります。)
焦点距離のことでレンズの画角に影響する。標準は 50mm 。デフォルト値が 65mm なのは、ポートレート撮影に適していると言われるショート望遠の値が採用されているためと推測される(俗に言う”引いて寄る”の再現)。
- 広角(ex. 35mm)
- 標準よりも焦点距離が短いレンズを言い、画角が広い。
- 横に広いのは言うまでもなく、奥行きも出る。
- 焦点距離が短ければ短いほど端から歪んでいく。
- 接写に使われる。
- 望遠(ex. 200mm)
- 標準よりも焦点距離が長いレンズを言い、画角が狭い。
- 遠くのものを近く写すため、奥行きがなくなる(圧縮効果)。
ぼかす?ぼかさない? – Depth of Field
デフォルト値 Off
被写界深度のこと。On でぼかしができ、Off でパンフォーカス(隅から隅までピントが合っている)になる。
実際のカメラ撮影では色々考える必要があるが、3DCGなので非常に簡単。ピントが合っているゾーンが表示され、後述する Focal Distance と F/Stop で確認しながら調整することができる。
Focal Distance
レンズから焦点までの距離(大抵の場合、撮影対象物)。
Daz Studio において Depth of Field を On(ぼかす)にしない限り、意識しないで良い値。
F/Stop
レンズの明るさ(焦点距離÷有効口径)。
Daz Studio において Depth of Field を On(ぼかす)にしない限り、意識しないで良い値。